………

……




それから数日が経ち、私の通う学校は冬休みに突入した。


……あの日以降、YUKIとは話していない。

というか、学校でも駅でも、YUKIには会っていなかったんだよね……。

『普段は乗らない』と言っていたから、駅のホームに居ないのは当然っちゃ当然なのかもしれないけど……でも私は、いつもYUKIを探してしまう。

学校だってそう。 いつもYUKIを探していたけれど、まったく会うことはなかった。

そしてそのまま、冬休みに突入……。




「ハァ……」




……友達としてそばに居る道を選べばよかった。

そうすればきっと、今だって笑って話していられたはずなのに……。