チャット恋愛注意報!!2 ~メガネ男子とハプニングkiss !?~ (旧)



先生がドアを閉めたのを確認したあと、YUKIに促されてベッドへと横になる。

YUKIは近くのイスに腰掛けて、慣れたように足を組んだ。




「あの人、面白い人だろう?
先生なのにグータラで、生徒がサボっても怒らないし、逆に受け入れてくれる。
だから時々ね、ここで休ませてもらってるんだ」

「そう、なんだ……。 私はあんまり保健室って来ないから、全然知らなかった」




……ていうか、高校に入学してから2年間、保健室には来たことがなかった。

間宮先生の名前と顔は知っているけれど、それ以外は全然知らない。


でもYUKIは、時々ここでサボっていたんだ。




「……3年生なのに、サボっちゃって大丈夫なの?」




ふと、気になったから聞いてみる。

今は12月で、YUKIはもうすぐ卒業……。


進路に影響が出るんじゃないか? と、思ったけれど……、




「もう卒業後の仕事決まってるから大丈夫」




……どうやら、既に就職先が決まっているらしい。