チャット恋愛注意報!!2 ~メガネ男子とハプニングkiss !?~ (旧)



「俺、あのクールメガネと同じクラスだから、キミのこと色々と聞いてたよ」

「えぇっ……!?」




YUKIってば いったいどんなことを健二さんにっ!?

ていうか健二さんとYUKIって、そんなに親しい仲だったわけ……!?






「というのは冗談です」

「……はぁ!?」


「同じクラスなのは本当だけど、残念ながら雪村からは全然何も聞いてないよ」




クスッと笑った健二さん。

……ていうか、ニヤニヤ笑ってるし。




「……なんで、そんな顔してるんですか」

「雪村の名前が出た時の慌てっぷりが可愛くて、つい」

「かわっ……なっ、何言ってるんですかもうっ!!」




うぅ……私の顔、絶対赤い……。

YUKIといい健二さんといい、なんっで初対面の人に からかわれなくちゃいけないんだっ。




「ねぇねぇ、あさひちゃん」

「……あさひな、です」

「うん、知ってる。 それよりもさ、あさひちゃん」




……結局『あさひちゃん』ですか。

『な』くらい省略せずに呼べばいいのに……。




「……で、どうしたんですか?」




名前の呼び方はあまり気にしないようにしよう。と思いながら、新しいティッシュで鼻を押さえる健二さんを見る。




「あさひちゃんの連絡先、教えてほしいんだけど大丈夫ですか?」

「え? 私の、連絡先……?」