「…大丈夫か?」


きつそうに顔を歪めながらも
あたしを気遣ってる優しさにキュンとした。


愛しい。


この感情が愛しいという感情なんだね。



不思議と感じない痛み


それよりも愛しさと嬉しさで溢れて。


「渉、愛してる……」


「俺も、一生愛してるよ…」


渉に乱され
ベッドの上で舞うように身体がうなる。


そのまま意識が遠のいて


白い光に包まれながらあたしは目を閉じた。