「声、甘い…」


そんなこと言わないでっ


そう言い返したいけど
この刺激に対して何か言ったら


それは“声”になってしまう。


渉の手が下に下り、


あたしの中の何かが溢れるような


そんな甘い感覚に陥る。


さっきよりも甘く、


抑えきれない想いに


素直な身体は反応して。