「ふぅーん…」 あたしを覗き込むから ドキッとしてしまった。 「な、何?」 「いや? 舞が可愛くてやばいなぁって」 ストレートな言葉に照れる。 「真っ赤になった」 「渉もだよ…!?」 「知ってる。お前が原因だから」 その返答に困っていると 渉からキスが降りてきた。 いつもより何百倍も何千倍も 甘い口付け。 しっとりと重ねられた唇に あたしは虜になっちゃうの。