駅前に行くと、 すでに裕貴くんの姿があった。 周りの人たちが裕貴くんを見て 頬を染めている。 うん、あたしも思うよ。 かっこいいよ。 だから、なんでこんなあたしを好きでいてくれるのかがわからない。 取り得ないよ?笑 「東雲!」 スッと片手を上げると 周りの視線までもがあたしにきた。 ひゃー恥ずかしいっ!!