マンガみたいな事が起きました。



露天風呂に入り、
ホクホクした身体を浴衣に包む。


「舞ちゃんって胸おっきいよね…」


「何言ってんの!?」


「だって……。
大雅も胸おっきい子がタイプなのかな?」


自分の胸とあたしの胸を交互に見て
溜息を吐いていた。

「そんなの気にしないってば!!」


「ううん。
この前、大雅の家で見つけちゃったの。
……ベッドの下に丁寧にしまってたんだもん……」


大雅ってば、ベタな隠し方を…。