その代わりに、 顔を真っ赤に染めてさつきを見たり 下を向いたり。 「あー、はいはい。 お姉さんは美人で優しい空気読めちゃう子だからぁ……」 わざとらしく強調して…… あたしの腕を引っ張ってダッシュした。 ほぇぇぇえ!? さつきと大雅のびっくりした顔。 「これであの子たち上手くいくわねっ♪」 そ、そんなことより…… お姉さんが足速すぎて絡まります。