マンガみたいな事が起きました。


3人とも色のかぶりはまのがれたものの
あたしは、2人と少し離れながら更衣室を出た。


だって、スタイルがぁぁぁ……っ



大雅と目が合ったのは一瞬。

あたしとお姉さんをチラッと見て、
あとはずっとさつきを見てる。

なんてわかりやすいんだ…。


「大雅くんったらこんな可愛い美少女たちに一言もないわけ?」


お姉さんに言われ、
ハッとする大雅。


「桜子さんは置いといて、
東雲は普通に似合ってると思う」


普通に……

似合ってる………



「さつきは?」


「…………」


大雅からの返事はない。