「よっ、東雲来てたのか」


「うん」


「焼けたよな?」


「えっ…そうかな?」


あんなに日焼け止め塗ったんだけどな。

渉にも塗ってもらったし……


あれ、恥ずかしかったなぁ。

くすぐったくて……


それで気持ちよくて……


渉の手で支配されたらあたしはどうなるんだろう。


「東雲、顔赤くね?
顔も日焼けた?」


「親戚の子と遊んだの!!」


咄嗟についた嘘。


バレないよね?


大雅は納得してくれたみたいで
麦茶を飲んだ。


お姉さんからの視線は
遮断することに決定しました。