ようやく終わり、
二人で水際に行く。


「さっきの声はやばかった」


「渉があんな風に触るから!!」


「気持ちよくて?」


「くすぐったくて!!」


「それだけ?」


「なっ……」


なに言ってんの!?


そう反抗しようとして渉を見上げたら、
太陽と渉がコラボしてキラキラが増していた。


笑った顔がキラキラしてて
すごくかっこいい。


心を持って行かれそう。


「舞」


手を伸ばされてあたしはその手に掴まる。


「離れんなっつったろ?」


頷くとまたキラキラ笑顔。


今日1日適いそうにない。