「うわぁぁぁあああッ!!

千春の馬鹿ぁぁッ!会長の馬鹿野郎ぉぉッ!!」


「うわっ!」


昨日、夜更かししたせいか、眠くなってしまい、結局、寝てしまったのは悪くないと思う。
うん。睡魔が悪い!


そして、今、私が寝ているところを一夏らしき叫び声で起こされた。



「千春の馬鹿ぁぁッ!!」



また、叫び声がして、一夏が私に抱きついてきた。


「まって、なに。状況読めないんだけど。」


私は、生徒会室の椅子に座らせられていたようで、一夏が私に抱きついていて、

そして、和華会長、陽向先輩、カオルちゃんが私の周りを取り囲むように見ていた。


「千春ぅぅッ....」


「一夏、苦しい....。潰れる....。」