今までのこと。


ドアがあいた

男の人数人。


「リナちゃん居る?」


わたしのことだよね?

「……はい」

手をあげる。

「あ、あんね。話したいことあるから少し来てもらってもいい?」

心臓バクバク。

何も言わずに席を立つ。

廊下では一人の男の人が私の顔をみてる。


照れてる。

おたがい。

何も話そうとしない目の前の男の人に

野次を飛ばす周りの人達。