また森の中を歩く

依頼主は呑気に何をしているのだろうか？と脳の片隅でヒナタは思う

人の世界にも階級というものは存在するもので今回の依頼主は貴族のなかでも上の方で下手な扱いはできない

一応、コトノも一応貴族ではあるが頭首が権力などあまり気にしてないためか位はそこまで高くない

しかし、気にしてないため治めている土地の民からの苦情や一揆はまったくなく、安泰している

位とは言っても貴族だけでなく、上から言っていけば[王族]、[貴族]、[平民]そして[隷従]がある。

王族は皇帝の一族であるミシェル家のみ

貴族は上級と下級にわかれており、依頼主であるギルは上級、コトノは下級貴族である

平民はその国、と言っても元からミシェル国で産まれた者のみで非常に稀だが貴族に昇格するものもいる

そして隷従。
この位は植民地国の者が多く、人以下の扱い、つまりは人として扱われない
飢餓や、人殺しがしょっちゅうおきている