ため息交じりに言う美映ちゃん。 「だってぇ〜」 机に突っ伏してると、ぽん、と肩を叩かれた。 「なに、美映ちゃん?」 顔を上げると目の前には悠馬がいて。 「あぁ、悠馬。おはよう」 「なぁ、夏樹」 朝からなに真面目な顔をしてるし。 「ん?」 「好きだ」