思い出したら急にドキドキしてきて。 忘れたいのに なかったことにしたいのに。 それが出来なくて わたしはその日 一睡もできなかったんだ。 次の日の朝。 シュウは今日図書の本を返すとかで朝早くにでたから、わたしは一人で来ることができた。 靴をはきかえてると美映ちゃんに声をかけられた。 「おはよう、美映ちゃん」 「うわ、すごいブサイク!」