シュウがわたしに少しずつ近づく。 ついには背中に壁があたって。 ひんやりと冷たさがわたしの背中に伝わる。 こ、これはもしかして あの巷で話題の 壁ドン!というやつ!? 「夏樹」 「な、なに!?」 あまりにも突然すぎるシュウの行動に わたしの思考回路は止まりそう。 「キス、していい?」