アブナイ幼なじみにご注意ください!

シュウが呼んでるのに気が付かなくて慌てて答えた。
シュウは何も言わずにあるところに指をさす。

あ、もしかしてっ!


「クラス発表だ!」

「うん」

「行こう、シュウ!」

「ちょ、夏樹っ!」

シュウの腕を無理やり引っ張って、クラス替えの掲示板を見に行く。


2年生2年生は…あった。


1組から順番に見て行くと、すぐに見つかった。

1組かぁ、美映ちゃんとシュウは、と。


よく見ると二人とも1組で同じクラスだった。


「やった!美映ちゃんもシュウも一緒だ!」

「どうでもいいけど、ちゃんと勉強しろよ」


「うっ…」