アブナイ幼なじみにご注意ください!



怪力って、どこまで失礼なの?


「シュウ、晩御飯やっぱりダメ」


「なんで?」


「なんでってねぇ!」


ちっとも悪びれた感じはなく、むしろ不思議そうにわたしを見る。



「はぁ」




怒るのもバカらしくなってきた。




「夏樹?」


「何でもない」



長年一緒にいるんだもん。


これくらい分かる。


どんなにわたしが怒ったって結局シュウには届いてないっていうか。



もういいや