「…ぉい!」
国語の授業中、小声で話かけてきたうるっさいやつ。名前は川中翔。
どうやらいつの間にか、ウトウトしていたみたいだ。…だって、今は5時間目。それだけでも眠いのに、私の席には日差しが…。
眠るなって方が難しい。
ポカポカのいい夢を邪魔されて、ムカついてきた。
「おい、きいてんのかー。
眠ったら、お前の恥ずかしいこと言いふらそーっと。」
あぁもーー。
「るっさい‼︎‼︎‼︎」
授業中だということを忘れ、大声で叫んでいた。
そんな私に笑いながら先生は言う。
「おーおー。どうした。
そーんなに俺の声がうるさかったかー?」
うっ。やば。
「…よし、罰としてこの授業が終わったら先生のところにこい。いいな?」
「…はい」
渋々返事をした。
小さなため息をつき、となりでニヤニヤしてる翔に悪態をつく。
翔は小さい頃からの幼馴染で、こいつといるとロクなことがない。
みんなこっち見てるし…
最悪。

