瑞「ねぇ龍?昴とか日向も黒豹の皆も呼んでくれる?」


龍「あぁもう呼んでいる。そろそろ着く頃だろう。」

ハハっはやいね。そこも好き。

私は龍のことが好き。
でも言わない。誰にも。


だって今日は命日ですもの。

あともって数時間。

医者には知られている。

偶然にも誰一人お見舞いに来なかった日に
私は目を覚ました。

その時に言われた。

「あにたはもう長くない。余命1週間。」

龍たちが来る度睡眠薬で眠ってた。



今日が、その日ってこと。

日に日に体が言う事を効かなくなっている。

もう瞼が重い。


もう...か...


私の人生ももう終わる。


ちょうど昴たちも来たし。

最期は私らしく死にたい。