ガチャ

瑞「南斗!聡琉!南斗...その傷は?」

南斗の腕が...

南「あぁ...すまねぇ撃たれた...。」

聡「俺が助けるのが遅かったから...。」

クソッ!

ガン!

私は壁を殴った。
はやく気づけなかった私が悪い。

瑞「羽衣!南斗の傷の手当して!あとは日向と翔、歩夢、涙、彩音だけだね。下っ端はあの部屋にいるな!」

ガチャ

日「瑞姫...涙が...」

そこには気を失っている涙がいた...その後ろに彩音もいる。

彩「僕が...僕が...」

彩音は「僕が...」しか言わない。
多分、一瞬隙を見せた時に彩音のかわりに
涙がやられたんだろう。

瑞「彩音!涙は気を失っているだけだ!涙の分も彩音が強くなんなきゃ!ね?」

颯「そうだよ。彩音が強くなって涙の分もがんばろ?」

彩「...うん。ありがとう。頑張る」

ちゃんとした意識になった。

涙の手当ても羽衣に任せた。
ん?涙と彩音が戻ってきたのに...

翔と歩夢は?

瑞「日向!翔と歩夢は??どうした?」

日「あいつら?見てねぞ?」

は??見てない?なんで?

日「俺が涙たちを助けに行ったときはいたんだが...」

ピロリロリン~♪

私の携帯だ...

瑞「翔からメールだ!」

【瑞姫へ
俺と歩夢は下っ端のいる部屋に行った。涙達を助けられずごめん。日向先が来たから少し任せてしまった。それで下っ端の奴らの面倒を見るから幹部室に行けない。
だから電話のスピーカーで聞く。
すまない。】

と書かれていた。

それを幹部室にいる皆に伝えた。

それから罠の事を話した。