昴「...満月の夜、毒牙が瑞姫を連れ戻す。

毒牙はお前らも知ってるとおり瑞姫の家族が仕切ってるところだ。
瑞姫は何度も逃げた。だけど何回も捕まった。

家に連れ戻されたら苦しいことしか起きない。幸せだった時間がない。親の愛情を知らなくなった。もう小2の頃には光がなかったらしい。

まぁ瑞姫がなんで強いかはわかっただろ?
毒牙...家族が次期総長の瑞姫を強くするため。

俺が瑞姫と最初にあったのは...瑞姫が小6のころ...顔はやつれ、細い体。触れようとすると細い腕の力強いパンチ。昔の俺でも痛かったなぁ。なつかれるまでには半年かかっちまった。
だが一向に瞳には光が入らなかった。

最初に光が瞳に入ったのは...
中2だったかな
颯斗と出会って間もない頃かな。
そっから羽衣や日向、いろんな仲間ができて
今の瞳になった。それだけで充分だった。

でも、この学校で王牙にあって、この学校生活をしてきた瑞姫はすっごく輝いていた。

瑞姫がおった子供の頃はもう戻せない。
1回闇に染まっちまったら
光には届かない。堕ちた天使だな瑞姫は。

瑞姫が中3になった時に俺は黒豹を引退し瑞姫を総長にしたんだけどあの事件をきっかけに姿を消した。

そして見つけ出したのは既に高校の入学式に退学になった、生徒を見つけ出したんだ。

で、この学校に入れた。
なにかが変わると思ってな。

んで瑞姫は変わった。ありがとう。

俺は仮の瑞姫の父親だからな。
俺の話は終わり!んじゃ瑞姫頑張れよ!」