「え、えぇ~・・・」

「え~じゃない!行くったら行くの!」

「でもほら、お金ないし・・話す時間なくなっちゃうよ?」

「お金なら、私があるから!話なんてただの口実!」

「えっ?えぇ?」

「細かいこと言わないで行くよっ!」

「うぅ~・・・」

なんかすっごく疲れそう・・・。でも、空那の服装、めっちゃかわいい。ジーンズのフレアスカートに、薄紫の緩いニットに、大きめのアクセサリーで甘さも辛さも入ってる。に対して私は・・・
ジーパンに、ロゴTシャツ・・・髪型は、解いただけのそのまま。メイクもリップだけ・・・。ここまで差が出ると、空那に申し訳なくなってくる。

そんなことを考えてると・・・

「つーいた!」

「え・・」

どこ?ぜんっぜん知らない店に着いていて。

「んー?空那のお・み・せ☆」

「・・・は?」