「付き合おう。・・・いや、付き合ってください。」

「あ・・・りがっ・・・とう」

「OKなのか?」

「うっん・・・!」

「やった!今まで諦めなくてはんっとによかった」

夢ならさめないで。私はそう強く願った。大好きな、ずっと大好きなりゅうとの幸せが続くように。お願い。守って。

「じゃぁ、よろしくね、彼氏さん?」

「何で疑問系?ま、よろしくな彼女さん!」

ほんっとうに幸せだった。

そのあと、手をつないで2人で帰った。こんなんに幸せでいいのかと、疑問に思ってしまうくらい、幸せで。

・・・ありがとね、りゅう。私をこんな幸せ者にしてくれて。大好きだよ。

そう、胸の中でつぶやいた。