『でもさ、吉木はその人のために一生懸命にドSになろうとしたんでしょ?

その努力は無駄じゃないよ!

それに、ドS男子を求める女子もいるだろうし!

振られたのは、吹っ切って………

その人くらい、好きな人を見つけてイイ恋にすればいいんだよ。

だから……がんばれ…!』





と言って、私は吉木を抱きしめた…………