【企画】春空の下でキミに出逢う。






教室を出ると、
伊吹くんがわたしに近づいてきた。



そして一言。




「………お前のキモチ考えてなかった。
オレ、言ってくるよ。」





………伊吹くん……っ




「………うん!」




戻った………前の伊吹くんだ。




わたしの好きな伊吹くんだ!!






わたしは清々しい気持ちで始業式を迎えた。