冷たい白い綿が私の頭に積もる。

この綿と同じ色をする私の髪は、濡れていく。

その冷たさは、あの悪魔、人間の持っていた物の冷たさと同じ。

ああ・・・

思い出してくる

あの悪魔・・・

人間・・・

そんなことをいろいろ思い出していると

なんか声かけられた。