寒い、痛い、冷たいなんてわからない。

それほど長くここにいたつもりはない。

というか、

覚えてない・・・

あれ?

じゃあ、どうしてここに?

あ、ああ

白い息とともに、思い出してきた。

そうだ、

逃げてきたんだった。

あの悪魔から・・・