〈葵side〉



次のテストも無事終わり、

夏休みまであと一週間というときに。


「突然だが、今から席替えするぞ。」


な、なんと!!中途半端なときっすな先生。


「じゃあ、出席番号順にくじを引いていけ。」


席ね~。できるだけ後ろがいいな。

あ、私の番だ。


「よっ。」

引いてみると…。


「5番?えっと…。あった!!よし。後ろから2番目~。」


窓際の5番目だった。


「あおー。何番だった?。」

「5番だったよ。」

「やったー。私、あおの斜め前!。」

「「イェーイ。」」


二人でわいわいしてたら…。