「じゃあ……次は私の番…。」

涙声になりながら言う。

哲也が手を出してきた。

その薬指か少し大きいリングをはめる。

幸せすぎて

他にはなにもいらないよ。

哲也だけいてくれれば充分。

「好きだ…葵…。」

「好きだよ。哲也…。」

哲也の顔が近づいてきて

甘くとろけるようなキスをした。

そして唇を離したあとに耳元で

「愛してる。」

甘い甘い哲也の声。

ほんとに大好き。

哲也と出会えたことに感謝します。