そんな様子をどこから見てたのか…
にやついた徹が俺の前に現れた。
『なんだよ…やっぱり受けとるんじゃん!でもさぁ…あの子の受けとるなんて…お前…趣味悪くね?』
そう言われても…
顔なんて…覚えてねぇよ…。
『…やるよ…。』
徹に貰った物を押し付けて、俺は歩き出していた。
俺を呼び止める徹を無視して…
俺は…純さんのとこへ行こうとしていた。
ハルちゃんが純さんにチョコを渡してるとこなんて見たくないけど…
見たら…諦めつくんじゃないか…
なんて…思ったから…。
もう…俺の心は折れていた…。
周りはカップルだらけ…
幸せそうにチョコを受け渡ししてるとこばかりが目につく…。
チッ…
どいつもこいつも幸せそうにしやがって…。


