必死に笑顔を作ろうとしているハルちゃんが健気で…
ほおっておけなくて、ちゃんと送ろうって思ったのに…


店長の急なお願いに店に出ることになっちゃって…

でも、これで純さんがあがって、純さんからちゃんと彼女がいるって話してもらってハルちゃんが諦めてくれたらいいな…なんて考えちゃって…



狡いな…俺…。



でも、実際、二人が何を話したなんてわからなかった。


店は案外混んでいて…レジの対応に追われた。

だから、気が付けば二人はもういなかった…。





ハルちゃん…


俺に気付いて…。



近くて…


遠い…。



ってのはこういうことを言うんだな…



しみじみ痛感していた…。