それから、スーパーに立ち寄って、ハンバーグの材料をしこたま買い込んだ後、横井さんを連れて家まで来た。 横井さんは栄養士さんだけあって、料理の腕はピカ一だった。 ハンバーグ… 最高に美味しかった。 俺を幸せにしてくれる… そんな味だった。 まだお互いが緊張しちゃって… 手を繋ぐことも… “若葉”ってまだ呼べないのも… またまだこれから… 少しずつ、進んでいきたいな… ずっと… ずっと… 二人一緒に… そう… ハルちゃんと純さんみたいに…