『…うん。まずは…お互いを知るために…友達から…始めたいな…?』



そう言った俺に、横井さんは、


『ありがとうございます…。』



ってさっきとは別人のような笑顔で…



箱を渡してくれた。





素直に…嬉しかった。




あの横井さんに対してのドキドキは…




間違いなく…




恋だって思った。




友達から…なんてかっこつけて言ったけど…




俺の中で…再び溢れ出していたんだ…。




好きって想いが…。












その日に横井さんと電話番号とメアドを交換した。




俺の恋が…再び動き始めた…。




苦い思い出が…




変わった。




新たに…最高な日に変わったんだ。