講義が終わると、すぐにハルちゃんを探す…。
でも…見つからない…。
この一週間、ハルちゃんを見ないせいか…
俺の感覚、鈍ったのか?
ぁあーっ!!クソッ!!
ハルちゃんを見つけられない苛立ちで、俺はその場にしゃがみこんだ…。
そんな俺の肩を誰かが叩く…
ハルちゃん?
期待しながら振り向くと…にやついた俺の親友…徹(トオル)がいた。
なんだよ…お前かよ…。
心の中で言ったつもりが…つい口に出していたらしい。
更ににやついている。
『お前…さっきっから必死こいて誰探してんだよ?』
一緒になってしゃがみこみ、肩を組んでくる。
『…ぅるせぇ…。』
『もしかして…あの子?』
まだにやついてる徹が指差す方向には…
一週間ぶりに見た…少し痩せたハルちゃんがいた…。


