実らぬ恋〜『コンビニに行こう!』番外編〜


すっげー…痛い…。



やっぱり…

どんなに頑張っても…


ハルちゃんの中の純さんは消えないのか…。



『今はまだ忘れられなくてもいいって言ったよね?』


それでも、俺を選んでくれない?



ダメ元で呟いた…。



返ってきた言葉は…



『そんなの…コウさんを利用してるだけ…。』


バカだな…ハルちゃんは…。
今はそれでもいいんだって言ったじゃないか…。


俺の隣にハルちゃんがいてくれて、いつか…俺を選んでくれたら…



それでいいんだよ…。



『俺が忘れさせる…』


自信あるんだよ…


分かってくれ…



俺を見てくれ…



また、ハルちゃんを抱き締めた…。



離れたくなくて…


今度はきつく…