それからのハルちゃんは、元気がなく…


笑っていても…心から笑ってないみたいだった。



そんなハルちゃんをどうにかしてあげたくて、いつも以上にハルちゃんの前に現れた。


少しでもハルちゃんを笑顔にしたくって…


毎日俺は漫才師かっ!ってくらいに、ハルちゃんに下らない話を聞かせていたんだ。


だって…



俺の下らない話を聞いてくれてる時だけ…


『あははは〜!!』


って声をあげながら笑ってくれるから…。



ハルちゃん?


俺がそれだけで、1日幸せな気持ちになれる…


なんて…知らなかっただろ…?!






ハルちゃんの笑顔は…

男を魅了してしまう力があるんだ…。




他の男なんかに…見せたくない…。



特に…


純さんには………。