星に願いを

「もう俺らが最後?」




「あぁ。」




私が居るのに普通に喋り出す彼
友達も私を見て驚いてるし




「じゃー解散だな。俺ら帰るわ。」




「ちょっと待った!何か翔だけずるくねー?橘とそんなに仲良かったっけ?」



友達が言うのも無理はない
私達はほとんど話してないし




「あぁ。同中だし。一人では帰れないって言うからな。」



私には同意を求めないでよ!




「黒木君が怖がらせるからでしょ!」