男子校に一輪の華。

それから何分かして、立とうと思った、その時だった。


ガチャ――


ドアが開き、入ってきたのは、


鮎川くんだった。


私と目があったとたん、


「莉愛ちゃん!?ブラ丸出しで、何やってんの!?」


へ?ブラ丸出し?


私は、自分の胸元を見て、背中に冷や汗が流れ落ちた。


「俺、襲っちまうよ?」