男子校に一輪の華。

私は次第に苦しくなり、河村くんの胸板を叩いた。


唇が離れ、河村くんは私の上から体をどかした。


「莉愛ちゃん…わりぃ。俺、我慢できなくて…つい」


なんなのそれ…そんなの、理由にならないよ!


「最低!河村くんのバカ!」


私は、河村くんから離れ、そう叫んだ。