「あぁ、速水は、俺らの一つ上だ。」


せ、先輩!?


「あの!気軽に、速水くんなんて言ってすみませんでした!これからは、速水先輩って呼びますので!」


と、慌てて立ち上がり、頭を深々と下げた。


「いいよ別に。『先輩』なんて、重苦しいし。」


え、でも…っ