「ま、もう時間ないから、もう…行くね。」


「あっ!ちょっと待って!莉愛、学校に行く道、分かってるの?」


ん?あ、分かんない…


「行く道教えて!」


「莉愛って、しっかりしているのか、どこか抜けてるわよね」


一番お母さんに言われたくないんですけど!


「はい。地図書いておいたわ。多分これで着くと思うから。」