大神くんが助けてくれなかったら 私、どうなってたんだろう。 「おおかみく……っ、」 ー!?! あれ、おかしいな。 お礼を言いたいのに声が出ない。 ありがとうって言いたいのに 目から涙がこぼれてくる。 そうか私……っ 自分が思っている以上に怖かったんだ。 その瞬間、 ふわっと私の視界が白くなる。 布のようなものが私を包んでいて それがカーテンだったと気付いた時 ぎゅっーー 気付けば私は 大神くんに後ろから抱きしめられていた。 な、なに……!?