それに……
『何も利点がないのに
僕が人助けなんかするわけないだろ?』
こんな事を言う大神くんが
素直に私のこと、助けてくれると思えないから。
疑いの目をずっと向けていると大神くんは言った。
「ちょうど飽きてたんだよ
どこ行っても完璧、完璧って言われて
群がってくるヤツらの相手をしなきゃいけない
そういうの全部うんざりするんだよ
だから君には、僕のストレス発散のはけ口になってもらう
ちょうどいいだろ?
君は君で男嫌いが治せるかもしれないんだし」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…