何言ってるの……? 「危ない時に誰かが助けてくれて、 悪者はやっつけてハッピーエンドって 人生そんな甘くないよ? 赤ずきんちゃんが狼に食べられて終わり そんな物語があっても、僕はおかしくないと思うんだけど」 こんな恐ろしいことを笑顔で言う大神くんに震えた。 「おおかみく……っ」 そして、かすれて濁点が出なくなった私に大神くんは言う。 「そう、僕はオオカミくん 君のこと丸ごと全部食べ尽くして 終わりにしてあげる」 ーー ーーー。