「里絵、里絵大丈夫!?」 劇の配役を決めてから放心状態になってしまった私。 ちーちゃんはそれを心配して私に声をかけた。 「う、ん」 正直、なんで大神くんがあんな事をしたのか分からない。 主役だなんて、みんなの前で演技をするなんて 無理に決まっているのに。 でもあれは確かに彼が仕組んでいた。 「私、大神に言ってこようか?」 「ううん自分で言う」 絶対に、私を大神くんの所に来させるためだ。 本気でそんな事してるなら大神くんって 本当に最低な人。