「おはよう、石渡くん……!」
「おう、はよ」
昨日、私のあの事実を話しても
彼は挨拶を返してくれたことにほっとした。
「昨日言ったこと、俺ちゃんと守るから」
「うん!」
私が笑顔で頷くと、それをちーちゃんは見ていたようで
小さい声で私に耳打ちした。
「なに、今の
なんかいい雰囲気じゃない?」
「そんな事ないよ!」
「だって昨日も電話鳴らなかったし
全然平気だったってこと……?」
彼が隣のこの場所でヒソヒソと話すわけにもいかないから
私はちーちゃんの席に移動して答えた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…