しかも 『ナメるなよ』 って、大神くんあんな口調もするんだ……。 ドキ、ドキ、ドキ 私はうるさい心臓を落ち着かせてから外に出た。 教室に戻ってカバンに教科書を詰めていると ガラガラー 「あっちー」 「あ、」 石渡くんが入って来て。 「おう、赤月じゃん? 何してんの?」 「私は帰る準備を……」 石渡くんは部活着で、何やら机の周りをキョロキョロさせていた。 「部活?」 「ああ、陸上部 今外暑くてよー死にそうになるぜ」 「お疲れ様」 すごいなぁ。